危機管理
Risk Management
海外に渡航する際は、自らの安全を守るため以下の点に注意してください。
(1)渡航先に関する情報を収集する
外務省の海外安全ホームページから、最新の情報を収集してください。
なお、海外安全アプリもあり、GPS機能を利用し、危険情報を表示したりすることが可能です(無料)。
海外安全ホームページ(外務省):https://www.anzen.mofa.go.jp/
また「たびレジ」の登録は、渡航前に必ず行いましょう。
たびレジホームページ(外務省)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
(2)航空券及び宿泊先の手配をする
派遣プログラムによっては、航空券や宿泊先を各自で手配する場合があります。インターネット上の旅行サイトで予約をする際には、店舗での予約とは異なるため、予め、予約内容やキャンセル料等の契約条件についてしっかり確認しましょう。飛行機の発着が深夜になる場合は、現地での移動手段も考えた上で予約してください。また、宿泊先は、価格だけで判断せず、安全な地域か確認してから予約しましょう。
(3)体調管理をする
海外の気温や衛生面は、日本と異なることが多く、体調を壊しやすい環境といえます。環境が変わると出やすい症状(腹痛、頭痛等)については、一般的な薬(頭痛薬、下痢止め)を持参し、発症したときに対応できるように準備しておいてください。食物等アレルギーのある人は、現地でも自ら注意しましょう。また、渡航先の感染症情報も事前に確認し、渡航中は生水、生もの等の摂取は避け、衛生管理に気をつけてください。帰国前後の体調管理にも気をつけましょう。
参考資料:海外留学健康の手引(全国大学保健管理協会)
http://health-uv.umin.ac.jp/kanren/kanren.html
FORTH 海外で健康に過ごすために(厚生労働省検疫所)
https://www.forth.go.jp/index.html
(4)家族等緊急連絡先を準備する
緊急連絡先のリストを作成し、持ち歩きましょう。万が一、自分の携帯電話が使用できなくなっても、リストを持っていれば安心です。また、緊急連絡先の保護者等には、旅程表や宿泊先などをあらかじめ知らせておきましょう。
(5)海外旅行保険に加入する
渡航期間中は、自然災害、事件、事故に遭遇する可能性がないとはいえず、入院や手術が必要になった場合は、多額(数千万円)の医療費を請求されるケースがあります。必ず、日本で海外旅行保険に加入しましょう。保険に加入したら、保険証書の写しや小冊子は携帯してください。クレジットカードに付帯している海外傷害保険は、補償金額が少なく、補償対象外となる項目がありますのでご注意ください。また、当該クレジットカードで旅行代金を支払わないと付帯保険が認められない、現地で立替払いをしなければならない等の制限があることをご留意ください。そのため、本学では保険会社が提供する海外保険への加入を強く推奨しています。
参考ウェブサイト:
(大学生協)http://hoken.univcoop.or.jp/travel/sompo/index.html
(海外旅行保険比較サイト)http://www.207207.jp/
(6)現金とクレジットカード両方を持参する
多額の現金を持ち運ぶことは危険ですが、全く持っていないのも不自由です。お小遣い程度は持っておくと便利でしょう。クレジットカードについては、VISAやMasterであれば、多くの施設で使用することができます。ただし、信用できるお店以外では使用しないでください。スキミング被害に遭わないよう、現金とクレジットカードの使いわけをしましょう。なお、海外渡航までに、暗証番号や限度額をカード会社に確認しておくことをお薦めします。